よしおかノート

人生とは、壮大かつ複雑な実験である

生徒がところ構わず渡してくる書類の管理について

困っていることがある。 生徒が、所構わず渡してくるプリント類である。 朝のSHRで、PTA役員会の出欠票を。 1限の授業に行く道すがらで、課題プリントを。 昼休みの見回り中に、部活動の提出書類を。 帰りのHRで、またもや課題プリントを。 とにかく、場所時…

新元号発表

今日、新しい元号が発表された。 その瞬間に参加したかった私は、職場でこっそりラジオを聴いていた。 11:30をだいぶ過ぎた頃だった。 「新しい元号は、」「レイワです」 ラジオだから音しか分からないのだが、漢字が中々出てこなかった。レイワ?零話?? …

結婚について その1

突然だが、結婚について悩んでいる。 現在、結婚を前提にお付き合いしている男性がいる。 19歳の時から26歳の現在まで、7年半交際していることになる。 年齢的にも結婚してもいい時期なのだが、問題がいくつかある。 ① 彼がまだ博士課程に在籍しており、就職…

或る生徒の父親の死に寄せて

教員という仕事をしていると、生徒の数だけ色々な経験をする。嬉しいことも楽しいことも、時には胸がつぶれるようなことも。 昨年、教師2年目にして、担任をしているクラスの生徒の父親が亡くなるという経験をすることになった。死因は突然死。ある朝、起き…

先生と湯豆腐とウィルキンソン

炭酸水が好きだ。特にウィルキンソン社のものは、炭酸が強くて喉越しもいいので常備するようにしている。 「炭酸水って美味しいの?」「味しないんじゃないの?」と周りからよく聞かれる。たしかに最初のうちは味がしないことに戸惑うが、慣れると甘ったるい…

【書評】前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』

ただの新書だと思ったら大間違い。笑って笑って、うっかり感動させられたりする。前野先生はものすんごい人だと思う。 ・すごいところその1 全てをかけてアフリカに単身突撃する行動力と腹のすわり具合。地雷を踏みかけてもサソリに刺されても屈しない。 ・…

素晴らしい最期だった 〜直虎第33回「嫌われ政次の一生」レビュー

先日、大河ドラマ「女城主 直虎」が一つの山場を迎えた。以下、盛大なネタバレとなるので、未視聴の方はブラウザバックをお願いします。もし内容が気になるようであれば、ぜひ1話から観ることをお勧めします。今までの話は、この33話のためにあったのだと思…

創造的な仕事をするために

矛盾しているようだが、教員としての多忙な生活の中で最も疎かにされがちなのは、教材研究であるかと思う。恥ずかしながら、私はそうだった。慣れない事務仕事や生徒指導、保護者対応に追われ、授業に関しては前日に準備をする。文字通りの自転車操業である…

無気力には、「自分を甘やかす」という選択肢を

仕事が忙しい時には、「あれがしたい」「これがしたい」という思いがあふれているのに、いざ1日、いや半日でも時間ができると、とたんに面倒くさくなってしまうということは、誰にでもあるかもしれない。私の場合、面倒くさくなるばかりか、全ての事柄に興味…

ブログを始めるにあたって

ブログ開設は、私の長らくの夢であった。 文章を書いて、生計を立てられるような仕事に憧れていた。結局、その夢は叶わず、今は教師をしているわけであるが、それでも憧れはくすぶり続けていた。ブログという手段があると気づいてから、これまで何度か挑戦し…